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ビー玉とワイヤーのシャンデリア

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いつの間にかビー玉がたくさん溜まった。ビー玉でシャンデリアを作りたいと長年思ってきたけどそろそろ実行に移さないと。というわけで考案してみたビー玉とワイヤーだけを使ったモビールと、ミニシャンデリア。HPに作り方も載せている。
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作り方補足。ミニシャンデリアの方は(真ん中の大きなひび割れビー玉を抜かして)4種類の大きさのクリア玉を使っている。チェーン状に繋げた直径0.7ミリの小さな玉はハンズで購入した。単色で作る場合、微妙に大きさの違う玉を数種類組み合わせると単調にならずに繊細さが出る。ワイヤーのフレームを組み合わせる場合、まず2個を平らな場所に置いて中央を瞬間接着剤で仮留めする。ガムテの芯などのしっかりした紙筒を分度器で正確に6等分して切り込みを入れておき、そこに全てのワイヤーフレームを挟み込んで固定し、中央を瞬間接着剤で留める。もちろん全部組む前に中央に大きな玉を入れておく。接着剤で留めた部分の上から両面テープを巻き、2本をねじった細いワイヤーをしっかり巻きつける。ワイヤーフレーム6個を同じ形にきちんと作ることが美しく仕上げるポイント。
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デルヴォー~冷たき夜の原風景

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「青いソファ」1967

ポール・デルヴォーの中で特に愛する絵。放恣に投げ出された青白い肌に、ひんやりと夜気が触れるのが感じられるかのようだ。石畳、トンネル、寒々とした街灯・・どの街にもありそうな侘しさとノスタルジーを感じさせる情景に、忽然と現れる裸女たち。夢の中のような無言劇のような、謎めいたスタティックな幻影。
デルヴォーは終始一貫して不可思議な空間に官能的かつ夢遊病者みたいな女を配した絵を描き続けたが、テーマは変わらねど描かれる女性は微妙に変化していると思う。50年代までは濃い肌色の豊満な女体であったのが、60年代を過ぎるあたりから徐々に青白く少女のような生硬い姿態に変わっている。モデルの変更もあったのかもしれないけど、老境にさしかかった画家に若い肉体への憧憬が兆したのだろうか?私が好きなのもこの60年以降の作品。


「夜汽車」1957

デルヴォーの描く夜の駅や線路はたまらなく好み。夜の果てまで伸びた冷たく光る線路のなんという淋しさ、同時に胸が痛くなるほどの慕わしさ。電車の音を子守唄に育ったからわかる、デルヴォーが駅や機関車に強い郷愁を抱いていただろうことが。そしておそらく、それらは画家の幼年時代の追憶に結びついているのだろう。

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「クリジス」1967

これも青いソファと同時期の作品。俯いた女性が愁いを帯びて美しい。女の立っている舞台のような場所が、駅のホームのようにも見える。冷たい夜の街角と硬化したような裸の女の取り合わせ。フロイト風に言えば、幼年時代やらもろもろのコンプレックスなどがミックスされてこびりついた、原風景的な夢のイメージだろうか。

Adagietto~アダージェット~

10月。北国のこの季節はマーラーの5番アダージェットに似ている。カラヤン指揮の、最終音をずーーっと伸ばす演奏のそれに。北海道の夏は突然終わる。夏が終わったその日から長い秋が始まるのだ。8月末、9月、10月、11月の半ばまでゆっくりと静かに、密やかに秋が深まっていく。ゆっくりした中にふと苛立たしいような情熱の揺らぎ、静けさの中に突如突き上げるような憧れ。夏の終わりは青春の感傷を思わせるが、その時期もなくいきなり始まる北国の秋は中年の情熱のようだ。長く音を引いて色彩を強めていく旋律は、静けさとやるせない情熱とが交じり合っている。

マーラー交響曲5番カラヤン指揮 Part1
マーラー交響曲5番カラヤン指揮 Part2

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プロフィール

胡舟

Author:胡舟
北海道オホーツクに在住し北の海のクラフトを作っています。

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