浮き玉と銅ワイヤーのハンギングオブジェ

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浮き玉と銅ワイヤーのオブジェ「BYZANTINA」。
手作りしたワイヤーチェーンのクラフト感溢れる面白さを表現してみた作品。全長110センチ。ワイヤーが主役なので、浮き玉はスレて半透明になったものを使った。上部の中央についている白いドロップガラスは、耐火石膏と粘土でしずく形の型を作り、砕いたガラスを詰めて電気炉で焼いて作った。緑のガラスは浜辺に大量に投棄してあった割れた浮き玉のカケラを電気炉で焼いた物。最初銅板の吊り金具を円で作ってみたらどうも下の部分としっくりこない。一度全部が出来てから、新しく銅版で四角いフレームを作って吊り金具を交換した。スッキリ仕上がったと思う。
BYZANTINA(ビザンティナ)は「ビザンチン風」というようなラテン語。

創作クラフト・胡舟クラフト

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芝桜



今年も芝桜の季節がきた。このあたりはどこの庭でも赤やピンクや白に芝桜が満開だ。
うちの庭にも濃いピンクの芝桜が元からあった。自分でも淡いピンクや藤色の苗を買い足して、庭のあちこちに点々と植えつけた。一面の花絨毯もいいけれど私はあっちに白こっちにピンクと散漫にチラホラ咲いているのが好きなので。
芝桜は満開になると強い匂いを発散する。甘い匂いというのじゃないけど、いかにも”満開の花の香り”という感じの花の生命力を感じるような強い匂いだ。
関東でも芝桜は見かけたけどどちらかといえば脇役だった。こちらでは少し空いたスペースでもあれば、芝生がわりに芝桜を植えていることが多い。芝桜の季節になると町のあちこちでピンクの絨毯を目にする。大きくて濃いピンクの絨毯もあれば白、薄ピンク、ピンクと小さいながらグラデーションのマットもある。鮮やかな色と強い匂いで命の喜びを爆発させるように咲く芝桜を、北海道の人は愛しているのだろう。
6月が近づくと芝桜まつりのポスターが目に付くようになる。オホーツクでは東藻琴と滝上が有名だ。上の写真は東藻琴の芝桜公園。一山まるまる芝桜で迫力十分だけど、焼肉の匂いと歌謡曲が流れ子供のカートが走りまわる賑やかなイベントで、私は滝上の芝桜公園の方が落ち着けた。緑も豊かで静かにのんびり芝桜を楽しめる。

あるとき芝桜を切花にしてみたら花持ちも良いし可愛らしいことに気づいて、以来花の季節の間は小さなコップに挿して楽しんでいる。

プロフィール

胡舟

Author:胡舟
北海道オホーツクに在住し北の海のクラフトを作っています。

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