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木彫黒檀と金属部品のストラップ



「黒檀と金属部品のストラップ・狗魔~KUMA~」壱(いち)、弐(に)。
共に高さ8センチ。携帯ストラップには大きいので、ファッションキーホルダー用に。
四つ目が壱。目はガラス板を焼いて作った直径3-6ミリの極小ガラス玉。鉤爪は太目のステンレスワイヤーを削って作った。弐号の手は時計部品や電子部品を貼り合わせている。

当初考えていたのとは違った方向に転がっていったあげく出来た作品。黒檀とガラス玉を取り合わせて奇妙で面白い形のものにしようと考えながら、なぜかクマキャラに落ち着いた。いったん決めたら「どんなありえない(邪悪なw)ビジュアルのクマにしようか」とワクワクしながらデザインを考えた。壱号を作った後意地になってさらに過激な弐号と、2体一気に制作。
このデザインが新しいとかオリジナルだとかは思っていない。(素材に硬木を使ってるのがちょいと珍しいかも。)キモい、怖い、自虐だのメンヘラだのという昔ならありえないような「強力な負の要素」を持ったキャラクターをしばしば目にする。自分にもそういうものに惹かれる傾向があったんだという自己発見の新鮮さが、製作に弾みをつけたように思う。

制作前に参考になりそうなものをネットで調べまくった。とはいえ最初は適当なキーワードがわからなかったし、自分が何を知りたいのかもはっきりしなかった。「体の一部が機械になってるのはアンドロイドかサイボーグか?」「鉤手の正しい形」「異形メカ」「義手の主人公」「村上隆」etc…。こういうのって昨今よく目にするし、ゲームやマンガやSFファンタジーやVFX映画などなどに親しんでいれば、苦労しないで欲しい情報にたどりつけたのかもしれない。漫画もゲームもCG多用映画もここ10年ほど全く近づかなかったせいで私は言葉を知らなかった。手当たり次第に調べたことはとても勉強になったし、自分が知りたかったこと~内心興味を持って横目で見ていながら、一方ではまったく目を塞いでいたこと~が自覚できた。
検索中に見つけた興味深い記事。(今なぜ欠如・不能・異形といった要素が受け入れられているのか…だとかもろもろ、誰か頭の良い人がまとめてくれてないかと探したところ、こちらの日記は大変興味深かったので。)

ところで昨日、海に近いドライブインで食事をしている時、偶然店に入ってきたおばさんの片手が鉤型の義手だった。申し訳ないと思いながらも探していたものを地元で見られることに感動して、後学のためにしっかり(気づかれないように)拝見させていただいた。狗魔ストラップを見たらおばさんはどう感じるのだろう、とうっすら考えながら。
プロフィール

胡舟

Author:胡舟
北海道オホーツクに在住し北の海のクラフトを作っています。

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