るべしべの天丼と豆腐

自分で試してみた地元の名物品を紹介しています。

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留辺蘂駅前「加根志め食堂」の名物天丼を食べて来ました。そんな名前の店があるなぁとは思ってたけど、天丼が有名とはたまたまネットで見て初めて知った。「留辺蘂町民でここの天丼を知らない人はいない」…地元に知人いないんだもん。知らなかったょ。んで、早速食べに行きました。
ドカンと大盛りの天丼は食べても食べても御飯が出てこない。くるしー。味付けは濃い目の甘めで庶民的。天ぷらと一緒に、揚げる時に出たと思われる天カスも全て入っている。これは私的にはうーんちょっとどうよという感じ。一緒に出すならその分の天カスは袋に入れてお土産に持ち帰らせてくれたらいいのにと思った。ともかく衣がやたら大きい上に天カスが大量。さくさくして食感は良いけど、味が濃いのと油っこいので途中でしんどくなってくる。完食しての感想は、天丼を食べたというより天ぷら衣と天カスをしこたま食べた感じ。1260円とるなら天ぷらの中身にもっと良い材料を使って欲しいところ。ほとんど具材の印象が残らないのはいかがなものかと思う。添えられた味噌汁と漬物は美味しかったです。旅の途中のライダーやチャリダーには、お腹が一杯になっていいかも。大雪~石北を越えてくると北見まであまりちゃんと食べられるところがないしね。いろいろ書いたけどこういう名物食堂が地元にあるというのは嬉しいことです。日曜日も営業していました。

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もうひとつ留辺蘂には有名な豆腐屋「長野豆腐店」がある。たまさかTVで町が紹介されるような時には、必ずピックアップされるお店。私もこちらに来たての頃にたまたまTV番組で知った。当時は古い目立たないお店だったけど、近年建て替えられて立派できれいになった。ユニークなのは店のある場所。留辺蘂町から国道39号線をどんどん石北峠の方に走り、そろそろ山中にかかってきたなという周囲に森と農地しかない場所にポツーンとあるのだ。実に町の中心から20キロ以上離れている”人里離れた豆腐屋”。前の古いお店は童話でキツネかなんかが経営していそうな雰囲気だった。ここには良い湧き水があるそうで、どうしてもここを離れたくなかったと女性ご店主。木綿豆腐1丁200円。スーパーで売ってる豆腐の倍くらいあるので、決して高くはない。味は甘みがあって大豆の香りがして本当に美味しい。冷奴にするとあっと言う間に完食してしまいます。他に厚揚げやがんも、笊どうふなどもあるけど買ったことはなし。木綿豆腐は嬉しいことにラルズマート留辺蘂店でも買えるようになりました。
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大変美味しゅう御座いました。
プロフィール

胡舟

Author:胡舟
北海道オホーツクに在住し北の海のクラフトを作っています。

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