蝦夷梅雨
6月~7月初旬にかけて製作が佳境に入ったり身内に不幸があったりと諸々あってブログが更新できなかった。
ここ2週間ばかり雨模様が続いている。毎年本州が梅雨の頃は北海道も雨がちになるので「北海道には梅雨が無い」というのは都市伝説ならぬ内地伝説だと私は思っている。特に今年は6月が連日30度を超す真夏の暑さだったのが7月に入って急に蝦夷梅雨が本格化して、まるで季節が前後したような按配になっている。蝦夷梅雨の晴れ間に撮った写真を挙げておく。下の蜘蛛の巣は、二階の窓の前のテレビ線に巣をかけている小さなクモがいて、大粒の雨が降ってきたときなんとなくぼんやり見ていたらクモが大慌てで巣をあちこち移動していた。雨で巣から避難するのかなと思ってみていたら、巣を支える3本の長いタテ糸だけを残して中央の網目の部分をちょうど洗濯物を取り込むようにサッサッと取りまとめて抱え込んでから、タテ糸を伝って巣の外に去っていった。風雨の抵抗を受けて巣が破れるのを防ぐための処置らしい。クモの頭が良いのに驚いた。写真は「取り込まれる」前日、小雨の合間に雨粒に飾られた巣を撮ったもの。


ここ2週間ばかり雨模様が続いている。毎年本州が梅雨の頃は北海道も雨がちになるので「北海道には梅雨が無い」というのは都市伝説ならぬ内地伝説だと私は思っている。特に今年は6月が連日30度を超す真夏の暑さだったのが7月に入って急に蝦夷梅雨が本格化して、まるで季節が前後したような按配になっている。蝦夷梅雨の晴れ間に撮った写真を挙げておく。下の蜘蛛の巣は、二階の窓の前のテレビ線に巣をかけている小さなクモがいて、大粒の雨が降ってきたときなんとなくぼんやり見ていたらクモが大慌てで巣をあちこち移動していた。雨で巣から避難するのかなと思ってみていたら、巣を支える3本の長いタテ糸だけを残して中央の網目の部分をちょうど洗濯物を取り込むようにサッサッと取りまとめて抱え込んでから、タテ糸を伝って巣の外に去っていった。風雨の抵抗を受けて巣が破れるのを防ぐための処置らしい。クモの頭が良いのに驚いた。写真は「取り込まれる」前日、小雨の合間に雨粒に飾られた巣を撮ったもの。

