ワイヤーの鳥かごオブジェ

鳥かご型ワイヤーのオブジェ「やまねこ座」2011年10月製作。
鳥かごだけ出来たところでナナの具合が悪くなり長いこと放置したので、完成までに延べ4ヶ月ほどかかってしまった。
底板はバンドソーで丸くカットしてアクリル塗装。鳥かご底面のバラは園芸カタログから切り抜いた。(園芸カタログの写真を昔たくさん切り抜いて空き缶に溜めてある)
練習に作ったガラスビーズがたくさん溜まって、これらをどうにか使えないかと考えた鳥かごクラフト。今回は賑やかなビーズでカーニバルのイメージで作ってみた。鳥かごを作ったらどうしても中に人形を入れたくなった。カーニバルの衣装をつけた猫を作ろうと思い、最初は全部布で作ろうと考えてたのだが、試作品がうまくいかず結局粘土で体を作りアクリル絵の具で顔などを描いて、部分的に布を加えた。太鼓はボール紙、バチは竹串を削った。意外に手こずったのが鳥で、最初小さすぎて粘土を足したら大きくなりすぎて、何度も粘土を盛ったり削ったりを繰り返した。
人形は前から作りたいと思っていた。人形を加えると作品が生き生きするような気がする。今回参考のために海外の手作りドールを検索していて、これはいいなと思ったのがいくつかあった。たとえば顔だけは粘土で出来ていて体は布に中綿、手足には砂を入れて座らせることができようにしたものとか、ギャバジンのようなしっかりした布で作り、目鼻は直接絵の具で描いたものだとか。人形は(動物でも人間でも)表情が豊かすぎたりデフォルメが過ぎるのは好かない。素朴だけれど子供っぽくなく、全体の雰囲気で表情が感じられるようなものが好き。自分はまだまだなのでこれから人形を試行錯誤してみたい。
胡舟クラフトよりワイヤー鳥かごオブジェ