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カンマとピリオド

作品にタイトルをつけるのにいつも悩む。
時々制作中にひらめいた言葉のイメージに引っ張られて作り上げ、タイトルもそのままつけることがあるけど。例えば「雨のメリーゴーランド」はワイヤーフレームの形からふと思いついて、後はそのイメージで進めていった。でもそういうことは稀。「千年夢」はさんざん考え疲れて、もうこれでいいや!とつけた。

多分、欲張ろうとするから悩むんだろう。元になったイメージ、表現したかったあれこれ、それらを短い言葉で簡潔に表すなんて至難だ。タイトルをつけた後でいつも「これでよかったのかな、自分が言いたかったことと合ってるのかな」とグズグズ考えたりする。
でもその一方で、タイトルは記号に過ぎない気もしている。タイトルが説明になってしまうのもなんだかなという気もする。

制作に当たって持っていたイメージや表現したかったことは作品から感じ取って欲しいけど、こちらの想いまで押し付けたくはないのだ。タイトルという形のピリオドを打ちたくはない。タイトルは借りのもの、カンマみたいなもの。私の手を離れたら作品と鑑賞者の間で新たな関係が始まってゆくのがいい。好きな名前やあだ名で呼んでもらって、その人の空想に引き込んでもらえたら一番嬉しい。…

そうはいっても、何がしか作者による説明がある方が受け入れやすい作品というのもある。だったら作品ページに説明なり思い入れなり書き込めばいいのだけど、私自身がよその作品で説明が多いのはどんなものかという思いがあったりして、素直に書くことが出来ない。結局距離感を取って、この場所で補足しているのだった。
プロフィール

胡舟

Author:胡舟
北海道オホーツクに在住し北の海のクラフトを作っています。

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